最初は語学力アップのためでした

イタリア語会話力アップと今後のビジネス展開の参考のため、2017年(平成29年)10月~2018年(平成30年)9月までの1年間ローマに留学、後半は現地の会計事務所にてインターンシップもしておりました。その話は今後少しづつここでも書いていきますね。帰国後は必死であげた語学力を落としたくない一心でイタリア語のドラマを見始めました。といってもイタリアはあまりエンターテイメント系は秀逸でなく、イタリアで放映されるドラマや映画はアメリカからの輸入ものがほとんどです。そして字幕ではなく吹替になるのが普通です。漢字表記と違いアルファベットだと字面でさっと判断しづらいので吹替がベターなのでしょうね。

私がはまったのは「Beautiful」というビバリーヒルズが舞台のドラマです。学園ものではなく大人のお金持ちだけどいろんな問題を抱えた人々の悲哀を描く物語で、毎日放映&1回15分枠で主人公を変えつつ脈々と続きます。元々アメリカものなので英語でご覧になっている方もいらっしゃるのでは。

最近のストーリー

妊娠8ヶ月の女性が旅先で産気づき小さなクリニックに駆け込む。対応した医師は腕はいいが博打で莫大な借金を抱えていた。彼女が出産したとき気絶しておりしばらく意識がなくたまたま付添人もいなかった。医師は本当は無事に生まれたのに死産だったと嘘をつき別の女性が死産した子供をみせて納得させる。そして以前から養子縁組に興味を示していた知人女性に高額で養子として売りつけ借金返済に充てた。ところが養子縁組した女性は死産した(はずの)女性の夫の元妻であり、現在も親交があることから死産した女性が新生児を目にすることになる。彼女と彼女の夫は新生児に言いようのない絆を感じ…(本当は血縁上の2人の子供ですし)という話。

現実の話なら許されない

DNA鑑定すれば一発で嘘がばれるでしょうし、血縁上の母親と養子縁組したファミリーが元々つながりがあるわけで嘘が発覚することは考えなかったのか…ちなみに養子縁組の金額は250,000ドル(約3億円)でした。相場分かりませんが悪徳医師が養子縁組をした借金を返すためにぼったくっていることでしょう。これがドラマではなくノンフィクションだったらとんでもない話です。

肝心のイタリア語学力アップ効果は?

効果はかなりあると感じています。最初はイタリア語字幕があるタイプで練習したんですが、あると頼ってしまいいまいち耳を鍛えられません。だから今では敢えて字幕なしの吹替版で頑張っています。聞きながらメモに分からない単語を走り書きして後で調べたり何度もドラマを見直したりして正確な理解に努めています。少しレベルが上がった今は外国人向けに書かれたテキストを使うよりネイティブ向けのドラマや映画、ネットニュースをみるほうが生きた訓練にもなり興味も持ちやすいです。

海外ドラマにはまっています