プラスチック削減が叫ばれてますが…

日本でもついに今年4月よりスーパーのレジ袋が有料になりますね。私は10年以上前からスーパーには自分のエコバックを持参しています。でもその理由は恥ずかしながら地球の環境保全の一環だとか立派なことを考えていたわけでなく、自分の袋を持参すると2円相当分をポイントでもらえるからでした。月20回買い物するとして@2円も積もると月400円、年4,800円にもなります。でもその後イタリアと日本を行き来するようになり、現地イタリアの人々の環境保全の意識の高さに驚かされました。レジ袋や野菜を買うときに必要な薄------いひょろひょろなビニール袋にまで5円/枚程度会計時に上乗せされます。昨今では食料品以外の衣料品や化粧品店ですらレジ袋の有無を尋ねられます(持ってなければレジ袋代を上乗せされます)そんな様をみるうち、コストを減らす目的でのみエコバックを持ち始めた自分を恥ずかしく思ったのでした。

欧州では食品トレーもプラスチック禁止へ

このように欧州では地球環境保全の観点からプラスチック削減の動きが進んでますが、ヨーロッパではスーパーの食品を売る際に使うトレーなどもプラスチック使用禁止になりつつあります。トマトとかお惣菜とかがトレーに載せられラップされてる、アレですね。替わりにどうするかというと一つの案が客が買ったものを入れる容器を持参するというもの。取り分けるためのスプーンなどが置かれていて各自入れ分けるのでしょうか。うーん、取り分けるマナーも人それぞれでしょうし、清潔が保たれなそうでいまいち私は気が進みませんが。それに取り分ける時間もかかりお総菜売り場など渋滞が起きそうですよね。そうでなくても忙しく余裕がない日本人たち(私も…)

日本では二極化?

日本は人手不足でますますの業務効率化、AI化が叫ばれてます。スーパーでも機械の会計レジがめずらしくないですよね。でもその一方で高級スーパーでは「レジ2人体制(1人が商品を会計処理し、もう一人は袋詰め)」だったりします。そのかわりレジの人件費もしっかり商品のお値段に反映されていることでしょう(笑)私見ですが私は日本では何らかの法規制がかからない限りは、消費者の効率重視の店と、とことん環境に配慮した店と二極化&差別化でいいかと思います。

プラスチック削減へ高いハードル